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説明
🏀 フィールドゴール(Field Goal)とは
〜試合中に放たれるすべてのシュート〜
概要
フィールドゴール(Field Goal) とは、 バスケットボールにおいて 試合の流れの中で放たれるシュート全般 を指します。
英語の field は「コート上(プレー中)」、goal は「得点」を意味し、 つまり「プレー中の得点=通常のシュートによる得点」を示します。
フリースロー以外のすべてのシュート(2点シュート・3点シュート)をまとめてフィールドゴール と呼びます。
💡 フィールドゴールの定義
分類 | 内容 |
---|---|
対象となるシュート | 試合中(ライブプレー中)に放たれたシュート。 |
含まれるもの | 2ポイントシュート、3ポイントシュート。 |
含まれないもの | フリースロー(Free Throw)。 |
得点範囲 | 2点または3点。 |
🧮 フィールドゴール関連の統計指標
指標 | 意味 | 計算式 |
---|---|---|
FG(Field Goal) | 成功したフィールドゴールの数 | — |
FGA(Field Goal Attempt) | 試投数(シュートを放った回数) | — |
FG%(Field Goal Percentage) | フィールドゴール成功率 | FG ÷ FGA × 100 |
例:
10本中5本成功 → FG% = 50%
🎯 フィールドゴールの種類
種類 | 内容 | 得点 |
---|---|---|
2ポイントシュート(2PT) | 3Pライン内からのシュート | 2点 |
3ポイントシュート(3PT) | 3Pライン外からのシュート | 3点 |
レイアップ(Layup) | ゴール下からのシュート | 2点 |
ダンク(Dunk) | 直接リングに叩き込むシュート | 2点 |
ジャンプシュート(Jump Shot) | 跳躍して放つシュート | 2点 or 3点 |
🧠 フィールドゴールの戦術的重要性
- チームの得点効率を測る指標 → 「フィールドゴール成功率(FG%)」はチームオフェンスの安定度を示す代表的なデータ。
- ポゼッション分析の基本 → どの位置から、どのタイプのシュートを打つかで戦術を最適化できる。
- 個人の得点能力評価にも使用 → 高いFG%を維持する選手は「効率的なスコアラー」として評価される。
⚙️ よくある混同との違い
用語 | 違い |
---|---|
フィールドゴール(Field Goal) | 試合中のすべてのシュート(2P・3P) |
フリースロー(Free Throw) | ファウル時に与えられる静止状態でのシュート |
ゴール(Goal) | 得点そのもの(フリースローやFGを含む総称) |
🏆 NBAにおける指標例
指標 | 説明 |
---|---|
FG%(Field Goal %) | 全シュートの成功率。チーム全体で45〜50%が理想。 |
2P%(Two-Point %) | 3Pを除いた近中距離の成功率。 |
3P%(Three-Point %) | 3ポイントの成功率。一般的に35%前後が平均。 |
eFG%(Effective FG%) | 3ポイントの価値(1.5倍)を考慮した実質成功率。<br>計算式:(FG + 0.5 × 3P) ÷ FGA |
📊 例:スタッツ表での見方
選手 | FG | FGA | FG% | 3P | 3PA | 3P% |
---|---|---|---|---|---|---|
Player A | 9 | 18 | 50% | 3 | 6 | 50% |
Player B | 7 | 20 | 35% | 1 | 5 | 20% |
→ Player A は高効率なスコアラー、Player B は成功率が低く改善余地あり。
💬 まとめ
- フィールドゴール(Field Goal)=フリースロー以外のすべてのシュート。
- 2点・3点シュートを合わせた「プレー中の得点手段」。
- 成功率(FG%)はチームや選手の攻撃効率を示す重要な指標。
- バスケの“得点力”を最も端的に表す統計データ。
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