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説明
🏀 ジャブ（Jab）とは
〜ディフェンスを揺さぶる“初動フェイクステップ”〜
概要
ジャブ（Jab） とは、 ボールを持った状態（トリプルスレッドポジション）から、片足を一瞬だけ前に踏み出してディフェンスの反応を探るフェイク動作 のことです。
英語の jab（突く・小さく刺す）という言葉の通り、攻めるように見せて止まる ことで、ディフェンスの重心をズラし、 次のドライブ・シュート・パスへの選択肢を作り出すための駆け引き技術です。
💡 特徴
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | ディフェンスの反応を引き出し、スペースを作る。 |
| 動作 | 片足を小さく踏み出し、相手を動かしてから次の動きを決める。 |
| 使う場面 | トリプルスレッド（シュート・パス・ドライブの3択）からの駆け引き。 |
| 語源 | ボクシングの「ジャブ（刺すようなパンチ）」と同じく、リズムを崩すフェイク動作。 |
⚙️ 基本動作
- トリプルスレッド姿勢で構える（腰を落とし、ボールは腰〜胸の高さ）。
- ディフェンスの動きを見ながら、片足（通常は前足）を小さく前に出す。
- このとき、実際に進まずフェイクで止まる。
- 相手の重心が動いた瞬間に、
- ドライブ（抜く）
- シュート（引く）
- パス（展開） の3択を即座に判断。
🧠 戦術的な使い方
| シーン | 説明 |
|---|---|
| ジャブドライブ | ジャブで相手を揺さぶり、逆方向へ一気にドライブ。 |
| ジャブステップシュート | 相手が下がった瞬間にスペースを利用してジャンプシュート。 |
| 連続ジャブ（トリプルジャブなど） | 複数回のフェイクで相手の重心を完全に崩す。 |
| ジャブ → スタブ → ドライブ | フェイクから即突き出すようなコンボでディフェンスを置き去りにする。 |
🔥 上達のポイント
- “速く動く”より“止まる勇気”が大事。
- 踏み出す足は小さく・素早く・強く。
- 上半身も連動させて、本当に攻めるように見せる。
- 視線は常にリング方向を意識し、ディフェンスに迷いを与える。
⚙️ ジャブの種類
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| ノーマルジャブ | シンプルな一歩フェイク。最も基本的。 |
| アウトサイドジャブ | サイド方向へ軽く踏み出し、ディフェンスの重心を外にずらす。 |
| クロスジャブ | 逆足（内側）方向に踏み込み、ディフェンスを内側に引き込む。 |
| ヘッドジャブ | 足と同時に頭や上半身も揺らしてリアルさを出す。 |
🏀 組み合わせ技
| コンボ | 解説 |
|---|---|
| ジャブ → クロスオーバー | ジャブで誘い、逆方向に切り返す。 |
| ジャブ → ステップバック | 相手が詰めてきたら、後ろに下がってスペースを作る。 |
| ジャブ → プルアップシュート | 相手の動きを見て、その場でジャンプシュート。 |
💬 まとめ
- ジャブ（Jab）＝片足を踏み出してディフェンスを揺さぶるフェイクステップ。
- シンプルながら1on1の基本であり、すべてのドライブ・シュートの起点になる動作。
- 「動く・止まる・見る」の一瞬で相手を制す、駆け引きの最も基本的な武器。
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