🏀 ドロップ（Drop）とは

〜オフェンスとディフェンス、2つの異なる意味を持つバスケットボール用語〜

---

💥 ① オフェンス：ドロップ（ドリブルスキル）

〜攻めの姿勢を作る“スプリットムーブ”〜

オフェンスにおけるドロップ（Drop） とは、 1on1の場面で使われる ドリブルスキルの一種 です。

ドリブル中に ボールをポケット（体の横や前でキープ） すると同時に、両足を前後に大きく開き（スプリット）ながら、攻めの姿勢を自ら作る 動作を指します。

「ドロップ」は、次の動作（ドライブ・クロス・シュート）へスムーズに移行するための**“姿勢づくり”と“リズムコントロール”の技術**でもあります。

---

⚙️ 基本動作

1. ドリブル中に体の前または横でボールをポケット。
2. 同時に 両足を前後にスプリット（開脚） し、低い姿勢をキープ。
3. 相手の重心を見て、次のアクションを選択。

• 前足側へ → ドライブ
• 後ろ足側へ → クロスオーバー
• その場で → プルアップシュート

---

💡 ポイント

---

🧠 応用例

---

🧱 ② ディフェンス：ドロップ（P&R守備）

〜ピック＆ロールに対する「下がって守る」戦術〜

ディフェンスにおける ドロップ（Drop） とは、 ピック＆ロールに対する守り方の一つで、スクリーナー（スクリーンをかける選手）のディフェンスが下がって構える戦術を指します。

ゴール付近を守りながら、ドライブ・ロール両方をケアする堅実な守備で、 現代バスケでは多くのチームが採用しています。

---

⚙️ 基本の守り方

1. オフェンスがピック＆ロールを仕掛ける。
2. ガードディフェンスはスクリーンをファイトオーバーまたはアンダーで対応。
3. スクリーナーのディフェンス（主にビッグマン）は、前に出ず、一歩下がってペイントエリアを守る（＝ドロップ）。
4. ロールマンの動きとリムアタックを同時に警戒。

---

💡 特徴

---

🏀 戦術的な比較

---

💬 まとめ

• ドロップ（Drop）には2つの意味がある。

1. オフェンス： ドリブル中、ポケットと同時に両足をスプリットして攻めの姿勢を作るスキル。
2. ディフェンス： ピック＆ロールにおいて、ビッグマンが下がって守る守備戦術。

• どちらも「下げる・落とす」という共通の動作を持ち、 **オフェンスでは“攻めの準備”、ディフェンスでは“守りの構え”**を意味する。