🏀 ミニバス情報局
用語一覧に戻る
🏀

オープン

📖

説明

🏀 オープン(open)

🔍 概要

オープン(Open)とは、 バスケットボールでディフェンスのプレッシャーがなく、自由にプレーできる状態を指します。

特に「オープンショット(Open shot)」という形でよく使われ、 これはディフェンスにマークされていない状態で放つシュートのことを意味します。

💡 “Open”=「開いている」「空いている」 → 相手の守備がいない=チャンスの状態。


🧠 意味と使われ方

用語意味
オープンショット(Open shot)ノーマークで放つシュート。最も決まりやすい理想の形。
オープンスリー(Open three)ディフェンスが寄せていない状態での3Pシュート。
オープンコート(Open court)コートにスペースが多い状態。速攻(トランジション)に適している。
オープンスペース(Open space)ディフェンスがいない空間。カッティングやドライブに使われる。

🎯 オープンの重要性

バスケットでは「オープンを作る」ことがオフェンスの最大の目的の一つです。 いかにしてディフェンスをずらし、フリーの状態(=オープン)を作るかが、得点力に直結します。

オープンを作る手段

手段内容
スクリーンプレイ(Screen play)味方が壁となってディフェンスを外す。
キックアウト(Kick out)ドライブで引きつけて外の味方へパス。
カッティング(Cutting)ディフェンスの背後をついてフリーになる動き。
ボールリバース(Ball reverse)ボールを素早く左右に展開してズレを作る。

🧩 オープン=得点チャンス

統計的にも、オープンショット(特にオープンスリー)は高確率で決まることが分かっています。

シュートタイプ平均成功率(NBA参考)
オープンスリー(Open 3P)約40〜45%
コンテストスリー(Defended 3P)約30%以下
オープンレイアップ約90%
コンテストレイアップ約60%前後

🎯 “Open looks”=良いシュートチャンス。 → チームオフェンスは常に「オープンを作る」ことを目的とする。


💬 コーチングポイント

  • 「シュートはオープンの時に打て!
  • 「オープンを作ってパスを回そう!」
  • 「ボールを止めるな、スペースを広く保て!」
  • 「オープンを見逃すな!」

⚙️ ディフェンス視点での「オープン」

ディフェンス側にとって「オープンを作られる」ことは危険信号。 常にローテーションクローズアウトで素早く埋める意識が重要です。

状況対応
オープンスリーを許したクローズアウトで寄せる。
ペイントがオープンヘルプディフェンスで塞ぐ。
カッティングでオープンを作られたコミュニケーション不足・スイッチミス。

🧠 関連用語

用語意味
クローズアウト(Closeout)オープン状態の選手に素早く寄る動き。
スペーシング(Spacing)オープンを作るための距離感の取り方。
キックアウト(Kick out)ドライブからオープンの味方へ出すパス。
ペース&スペース(Pace & Space)オープンを生み出す現代バスケの基本戦術。

🌟 有名なシーン・選手

選手特徴
ステフィン・カリー(Stephen Curry)オープンスリーで確実に決める。ディフェンスが1秒遅れるだけで致命傷。
レブロン・ジェームズ(LeBron James)ドライブでディフェンスを引きつけ、オープンの味方にキックアウト。
ルカ・ドンチッチ(Luka Dončić)パスワークでオープンを作り出す天才。

🏁 まとめ

オープンとは、 **「ディフェンスに妨げられずに自由にプレーできる状態」**のこと。 オフェンスでは「オープンを作る」、ディフェンスでは「オープンを作らせない」が基本戦略です。

🎯 「オープンを見つけろ。見つけたら、迷わず打て。」 ― シュートの成功は“オープン”から始まる。

🏷️

カテゴリ