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説明
🏀 コンテストされていないシュート(Uncontested Shot)とは
概要
コンテストされていないシュート(Uncontested Shot) とは、 ディフェンダーからのプレッシャーをほとんど受けずに放たれたシュートのことです。
“contest” は「競う・妨げる」という意味で、 つまり “uncontested” = 「妨げられていない」。 一般的には、ディフェンスが十分に寄せていない状態で放たれるシュートを指します。
🎥 状況の例
状況 | 説明 |
---|---|
ワイドオープン(Wide Open) | ディフェンスが数メートル離れており、完全に自由に打てる。 |
セミオープン(Semi Open) | ディフェンスは近くにいるが、手を上げていない・反応が遅い。 |
トランジション時のフリーシュート | 速攻で戻り切れていないディフェンスを前に放つ。 |
💡 特徴
- 命中率が高くなる傾向 → 外圧が少ないためフォームを安定して打てる。
- ディフェンスミスの象徴 → ローテーションの遅れやマークミスによって生じることが多い。
- オフェンス側の連携の成果 → スペーシングやキックアウト、スクリーンプレーが成功した結果とも言える。
📊 データ分析の観点
現代バスケでは、「シュートがコンテストされているかどうか」がシュート効率(eFG%)を判断する重要指標とされています。
シュート種別 | 例 | 平均成功率の傾向 |
---|---|---|
Uncontested 3P | ワイドオープンの3ポイント | 約35〜45% |
Contested 3P | ディフェンスが手を上げている3P | 約25〜33% |
Uncontested Mid | ミドルレンジでフリー | 約45〜55% |
🧠 チーム戦術の意義
- オフェンス側は「フリーで打たせる形を作ること」が基本戦略。
- ディフェンス側は「1本も簡単に打たせないこと」が理想。
- 特にNBAやBリーグでは、トラッキングデータで “Contested / Uncontested” が細かく記録・分析されている。
💬 まとめ
- コンテストされていないシュート=自由に放てるシュート。
- 命中率が高く、オフェンス成功の象徴。
- チームとしては、「いかにUncontested Shotを増やすか/減らすか」が勝敗の鍵。
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